【業界インタビュー】誰にでも 世界を変えられる可能性がある。それがテクノロジーです
スマホゲーム配信者数で日本一のゲーム配信サービス「Mirrativ(ミラティブ)」を運営する株式会社ミラティブ代表取締役の赤川隼一さまにインタビューをさせていただきました。起業までの道のりや好きな事を貫く大切さについてお話いただきました。是非ご覧ください。
好きなものを通じて誰かと「わかりあえる場所」を作りたい
10代の僕は、音楽オタクでした。夜中にチャットルームに繋ぐと、そこには知らない大人が沢山いて、知らない音楽の話を沢山してくれた。そうした環境が僕にとってはすごく大切でした。自分の好きなものが誰かに届くと、嬉しいじゃないですか。一人じゃないんだと思える。好きなものを通じて誰かと「わかりあえる場所」を作りたいという思いがミラティブを立ち上げたきっかけであり、当社のミッションにもなっています。
2020年代は、インターネットに感情を乗せることができる時代です。僕が10代の頃にはテキストでしか表現できなかったものが、ライブストリーミングという形で遠く離れた人にリアルタイムに伝えることができる。
好きなことを貫く力が 武器になる
ネット上で人の思いが行き交うこの時代、組織にも「これが好き」「これがやりたい」という思いを大切にすることが求められています。だからこそ、皆さんにも好きなことを貫く力を持ってほしい。情報が溢れる現代において、何かをはっきり好きと言えることは、実はすごいことなんです。
時代とともに働き方が多様になり、失敗に対しても寛容な社会になっていると思います。自分の選択に責任を持ち、支えてくれる人に誠実に向き合うこと。それができれば、失敗しても次のチャンスがちゃんと巡ってきます。自分の好きなものに対してテクノロジーを駆使し、ぜひ世界を広げてください。
株式会社ミラティブ
代表取締役
赤川 隼一